透明なガラスを入れたくない窓には一般的に、この型板ガラスを使用します。
僕らは(ガラスは) カタ にします? トウメイ にします? そんな風に大工さんに確認します。
カタ!カタ! と言われても、よく考えたら 変な呼び方…
透明のガラスの次に採用される型板ガラス。ちょっと整理してみました。
①何で、型板ガラスって呼ばれるの?
僕も知りませんでした。思い切って、ガラス問屋さんに聞いてみると、このガラスは昔いろんな模様がありました。その型模様をつけたガラスということで、
型(模様の入った)板ガラス という意味からだそうです。
②使う場所は?
特性として、光を通しながら、視線を遮ることから、お家の中を見られたくない場所に使います。
※トイレ・浴室・洗面所などの水廻り
※収納している倉庫・物置など
※丸見えになってしまうので、玄関。
※視線を遮るカーテンなどをつけない窓。
③透明と型板ガラス、どっちが明るいの?
型板ガラスは暗くなるから、透明にします!と聞くことが多いのですが、透明のガラスと比べて、日射透過率・可視光透過率は変わりませんので、視線を遮りたい場所という点だけでご選択下さい。
④厚みは?
2mm・4mm・6mm。
2mmは室内の木製建具に使用されることが多いです。
4mmは一般的に使われる型板ガラス。
6mmは4mmでは少し不安な大きな窓に使われます。
⑤今の型板ガラスと昔の型板ガラスは柄が違います。
昔はいろんな模様がありました。お花柄等、いろいろ。
しかし、今は2mmは梨地(なしじ)、4・6mmは霞(かすみ)柄のみ。ちょっと味気ない気がしますね。
これは玄関のガラスの割替をしたものです。
上が昔のガラス、下が新しく替えた今のガラス、霞です。
⑥注意点
サッシ屋さんは当然のことなんですが、片面がざらざらで、汚れがつきやすいので、
つるつる面→お家の外側
ざらざら面→お家の内側
にします。
もし、これが反対の場合はうっかり組み間違えたということなので、指摘してあげて下さい。
時に工場など、とっても埃が多い時は、あえて逆にすることもあります。
よく使われていたガラス、型板ガラス。
“ガラス、どちらにしますか?”
“では、霞を入れて下さい。”
(おっ、何で“霞”って知っているの?このお客さん、建築関係?)
と思われるかも…